医師を結婚させる気にするには？

重要なのは、医者の人生観や結婚観、そして医者の実態です。
医師の実態を考えなければ、成功は難しいでしょう。

医者の卵は、大学の医学部か医大を6年かかって卒業します。
自宅から医学部に通っている人は別として、
大学の通学先が自宅から通学圏外の場所にある場合、
寮やアパートでの一人暮らしになります。
多くの場合、そのまま医者になっても、一人暮らしが続きます。

つまり、あなたが出会う医師は、
大学入学当時から一人暮らしを続けているケースが、結構、多いのです。

そういう医師は、短い人でも10年前後は独身生活が続いています。
医者へのアプローチでは、医師が1人暮らしを謳歌していることが多い事実を
重視する必要があります。

一般の独身者も、独身貴族とも呼ばれますが、
医者の場合は、特に顕著です。
ドクターの月収は手取り100万円を超えることも珍しくはありません。

しかも、独身なら扶養家族もいなければ、
事業のように、必要な経費や投資の必要もありません。
100万円が全部、自分の裁量で使えてしまうのです！
いくら忙しいとはいえ、プライベートでは
行動を制限される条件もありません。

一般に独身貴族という表現は、比喩的に使われますが、
医師の場合、掛け値なしに「貴族」そのままなんですね。
ドクターの仕事は忙しいとはいえ、こんな自由気ままな生活をしているとなると、
簡単には今の生活を切り替えられません。

結婚は言うまでもなく二人の共同生活。
家族ができれば扶養義務が発生します。
当然、月収100万円を自分だけで自由に使えなくなります。

明敏な医者は当然、このことを計算しているでしょう。
つまり、結婚によって経済的に自分の自由が制限される。
これは、医師にとっては、マイナスポイントですね。

しかも、機会は少ないかも知れませんが、結婚すれば、
奥さんの親族との交際や、近所の住民との交際も考えなければなりません。

独身時代なら、近隣の方と挨拶しなくても構いませんが、
世帯を構えてしまうと、より世間体を重視する必要があります。

お金の制限、面倒な人付き合い・・・
自由がなくなって制限が増える。
結婚する利点って何なんだろう？
そう思って躊躇する医師がいることは容易に想像できますね。

あなたは、独身生活にこだわる医師に働きかけ、
結婚を意識させなければならないんです。

どういう働きかけをすれば、医師が結婚する気になってくれるのか?
プレッシャーをかけたり、
強引にせっついてみても優雅な独身生活にピリオドを打つとは思えません。
強引に迫っても成功は難しいですよ。

冷静に落ち着いて、医師を、徐々にその気になるようにリードしていくことが
最も必要なことなんですね。